雨呼山・明川・上の原の様子について

昨日天候もよくハイキング日和でしたので、雨呼山に登ってきました
雨呼山(あまよびやま)は吉野屋から徒歩20分程で登山口に着きますが車で行って登山口駐車場から歩いてもOKです。

雨呼山登山口
雨呼山登山口

この登山口より頂上まで約500mとなります。途中の道も尾根沿いに行くのでアップダウンが少なく散歩気分で登れます。
登山口より15分程で頂上に着き、さっそく撮影しました。今回は頂上で見渡しも良かったので360度の景色を撮ってパノラマ画像にしてみました
画像の左から須田貝ダム→水上高原ホテル200→須原の尾根→宝台樹スキー場→武尊山→藤原ダム等が見えてきます。
雨呼山パノラマ画像
雨呼山パノラマ画像、別ウィンドウで開きます

今回パノラマ作成に使用したソフトですがMicrosoft ICEというマイクロソフト社製のフリーソフトでドラッグ&ドロップで簡単にパノラマ画像が作成できました。途中の繋ぎ合わせの部分ですこしおかしい部分がありますが、繋ぎ目部分をもう少し多くすればうまくいきそうな気もしますので、次回またチャレンジしてみたいと思います。
明川千本桜
明川千本桜

こちらは先ほどの雨呼山から少し下った所にある明川という場所で、この近辺には桜の木が2000本程植えてあります。この中央の高台にある桜も紅葉を迎え赤く染まっています。この種類はマメザクラでこの種類がこんなに大きくなるのも珍しいそうです。
上の原茅草原
上の原茅草原

先ほどの場所より移動して宝台樹スキー場の上の行き止まりにある上の原の茅草原に行ってみました。ここでは今週末の24,25日に日中韓環境ジャーナリストシンポジウムがこの場所で行われ、その時に森林塾関係者が主体となり茅刈り等を行います。ここからは谷川岳、朝日岳、武尊山等が良く見渡せ、また夜になると真っ暗になり星を見るのにとても良い場所と聞いたので次回はここで星空の撮影に来ようと思います。
雨呼山の由来・・

山間の田畑に日照りが続けば、山の水が枯れて作物は、全滅の被害を受けてしまう。
藤原の人々はこの災難を避けるために、村に中央にあるこの「雨呼山」に登り大きな声で天に向かって雨を呼んだ。
時には、麓の山寺(おうえいじ)より、太鼓を担ぎだして山に登って叩き雷神の雲を呼んだ。
やがて、照り輝く雷鳴とともに雨がふりだしたのだった。
秘境の地藤原村は、五穀豊穣平穏無事の生活が出来たのである。
また、ある時麓の山寺(應永寺・おうえいじ)の本堂にあった彫刻の「龍」が、夜中に寺を抜け出し、寺山からこの雨呼山に登り、あばれた、その為に大嵐となり、大水により大津波が起き、村や田畑をうめてしまった。
困り果てた村人たちは、寺で眠っている龍を縄で縛り上げ、寺の本堂につるしてしまった。
今も應永寺に伝わる伝説で縛られ龍は、本堂天井に吊るされていると云う。